身体は繋がっている
- assa12ne
- 11月5日
- 読了時間: 4分
みなさんは繰り返される身体の凝りやしんどさはどのように癒していますか?
例えば肩凝りがあったら、肩を動かしたり肩揉みして湿布貼ってと試行錯誤して過ごしているでしょうか。過去のわたしも肩がしんどいなら原因は「肩」だと思って「肩」にフォーカスしたケアを必死こいてしていました。
それでも楽にならないとしたら、フォーカスする箇所を変えてみる必要があります。それは身体は全て繋がっているからです。これお客様にもビックリされますが、単純に身体を動かすときって、指だけ動かしているつもりでも肩の筋肉も動いているし、歩くときだって足だけでなく色んな身体のバランスを取りながら、動かしているんです。
その日々の癖や習慣の繰り返しが積み重なって起きている疲労なのです。身体は繋がっているを知れば、あなたの長年の身体疲労にも光がみえてくるかもしれません。
わたしはこの全身繋がっていることが腑に落ちて、身体がどんどん楽になっていくことが楽しくなってきました。今でも何処を緩めると何処に影響するかなど、自分で実験して過ごしています。身体は繋がっていることを意識して過ごして豊かに生きていきましょう。
毎日何してる?に気づく
まず、毎日の生活で長時間同じ姿勢をとっていることがあれば要チェック!!
立ち仕事で腰しんどいは足疲労が関係していることが多いので足のケアが近道。座りのパソコン仕事で肩がしんどいは指先や手首、腕の内旋(内側に捻じった状態)が関係していることが多いので手・腕のケアがおすすめです。(これはほんの一例)
身体は繋がっているので、毎日同じ筋肉を過剰に使っている箇所にヒントがかくされていますよ。
力入っちゃってない?に気づく
パソコンやスマホ操作中に顎に力入っている、集中しているときに肩に力が入っている、立っているいるときに片足に力が入っているなど、日常生活で力が入っている場面がないか要チェック!!
わたしは重い荷物を片側で毎日のように持っていた時期があったことから力が片側の足・腰・肩に入っていることに気づいてケアした過去があります。
力が入る場面さえわかれば、その前後にケアを入れたり、脱力する時間を設けるといった対処ができるようになります。意外と痛みが出ている箇所と異なる箇所に力が入っていることがあるので観察してみてくださいね。
オンオフに気づく
「身体は繋がっている」は全ての筋肉だけでなく、神経や心とも密接に繋がっています。活動的になるときとリラックスするときの切り替えが上手くいってない。ホルモンバランスに振り回されて情緒が不安定。といった内側からの疲労が影響して、内臓疲れからのその近辺の腰がしんどいなどというパターンもあります。
運動を全くしない、睡眠が全くとれていない、食生活が偏っているなどの習慣で見直せるところを少しずつ変えていくことで、気になっていた箇所が和らぐことは意外と多いです。
全体を見渡す
このように、肩がしんどいから肩、腰がしんどいから腰をアプローチすれば楽になるとも言い切れないパターンが山ほどあります。施術をする際も、全体の筋肉の疲れ具合などを観察しながら可能性を定めていきます。またお客様から普段の生活の様子を伺うことで大きなヒントを得られることもあります。質問をしたときに「特に、別に、わからない」と自分に興味がなく、深堀していく気持ちがなく、ひとまず緩めてくださいという方と「どうしてだろう、何が原因なんだろう」と自分に意識が向いている方とでは、効果を感じていただける大きさやスピードは異なります。
自分でケアするにしても、サロンでケアするにしても、ご自身の生活習慣を掘っていき言語化できていると楽になっていくスピードは速くなると感じています。自分で観察できない人は誰かに質問してもらいながら一緒に考えて整理していきましょう。
身体は資本
自分を大事にできるのは自分ですからね。自己理解を深めて柔らかくやさしい生活を送っていきましょう。



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